フリスキードライキャットフードの特徴

フリスキードライ(以下、『フリスキー』と表記)は、モンプチやピュリナワンなど、多くのキャットフードを扱っているピュリナが販売を行うキャットフードです。

猫が好む、まぐろやかつおなどの魚のフレーバーを配合しているので、フリスキ-を好んで食べる子も多いです。

また、1.8㎏あたり298円と非常にリーズナブルであり、フリスキーを地域猫に与えているボランティアの方を見かける機会もあります。

フリスキードライキャットフードの成分分析

まずは以下の原材料と成分をご覧下さい。

・原材料
穀類(とうもろこし、コーングルテン、小麦)、肉類(家禽ミール、ミートミール)、豆類(大豆ミール)、植物性油脂、たんぱく加水分解物、魚介類(まぐろパウダー、かつおパウダー)、野菜類(野菜パウダー)、着色料(食用赤色2号、食用黄色4号、食用黄色5号)、ミネラル類(カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、クロライド、鉄、銅、マンガン、亜鉛、ヨウ素、セレン)、ビタミン類(A、D、E、K、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、ビオチン、B12、コリン)、アミノ酸類(メチオニン、タウリン)、調味料

 

・成分値
たんぱく質:30%以上、脂質:10%以上、粗繊維:4.5%以下、灰分:10%以下、水分:11%以下、マグネシウム:0.10%、代謝エネルギー:339kcal/100g

※以上はフリスキー『バランス かつお・チキン・野菜入り』を参考にしています。

フリスキーの原材料は、猫の健康を考えると、不適切と言わざるを得ない素材を使用しています。

今回はその中でも、特に注意が必要な3つの素材をピックアップしてご紹介をするので、キャットフードを選ぶ際の参考にして下さい。

穀類

穀類が猫の体質に合わないことは、もはや有名なこととなっている昨今、グレインフリー(#)グルテンフリー(#)といった穀物不使用のキャットフードが人気を集めています。

これほど穀物がキャットフードに使われなくなったのは、猫が肉食動物であることに由来します。

猫は肉食動物であることから、穀物の消化吸収を苦手としている上、穀物がもつグルテンを分解するための酵素を持っていません。

そのため、穀類を主食として摂取すると、穀類を体に上手く取り入れることができず、体調不良を起こしたり、アレルギーを発症したりすることがあり、それに悩まされている猫もいます。

これらのことから、猫にはグルテンフリーもしくはグレインフリーのキャットフードを与える飼い主さんが増えてきています。

(#)グレインフリーとグルテンフリーの違い

まず、グレインフリーとは、トウモロコシや小麦、玄米などといった穀類全般を不使用としたフードのことを指します。

次に、グルテンフリーとは、トウモロコシや小麦などといったグルテンを含む穀類を不使用としたフードのことで、玄米などのグルテンを含んでいない穀類は使われています。

また、少量の穀物であれば、腸に刺激を与えることによって便秘を解消するといわれているので、あえてグルテンフリーを推奨している獣医師もいます。

家禽ミール、ミートミール

家禽ミールやミートミールなどといった〇〇ミールは、レンダリングと呼ばれる高熱処理による工程の副産物です。

また、素材には4Dミートという病気や伝染病、事故や安楽死などで亡くなった動物の肉を使用しているケースもあり、安全面においても問題視されています。

また、良質なキャットフードほど、○○ミールを使っていないので、安全面を重視している飼い主さんは、1つの判断基準として覚えておくことをお勧めします。

着色料、調味料

素材の質が悪いほど、味や見た目を整えるために着色料や調味料といった人工添加物を使用することが多いです。

人工添加物は、発がん性や変異原性を誘発する恐れがあるので、猫を健康に長生きさせたいのであれば、これらが不使用のキャットフードを選びましょう。

フリスキードライキャットフードの良い点・悪い点

以下では、フリスキーの良い点と悪い点をご紹介します。

・良い点  入手がしやすい

フリスキーはペットショップだけでなく、ドラッグストアやスーパー、コンビニなど、日用品や食料品を取り扱っているお店で販売をしていることがあります。

そのため、キャットフードを買い忘れた場合などの緊急事態にも入手しやすいです。

 

・悪い点  原材料

正直なところ、猫の健康を考えると、フリスキーは与えるべきではないでしょう。

値段が非常に安いので人気はありますが、安いものには、それ相応のものが使われていることを忘れてはいけません。

フリスキードライキャットフードを食べない子がいるのはどうして?

フリスキーの原材料は、お世辞にも良質とはいえません。

そのため、質の良いキャットフードを食べ慣れている子や、嗅覚が優れている子は食べないことが多いです。

この場合、ウェットフードや、その子が好きなおかずをトッピングして与えると食べてくれることが多いのですが、健康面を考えると、猫が食べたがらないのであれば、そのフードを無理に与える必要はないでしょう。

フリスキードライキャットフード利用者の口コミ

フリスキードライキャットフード利用者の悪い口コミ

とにかくうちの子の体質には合わなかったようです。

女性3(イマイチ)

評価:20点

極端な好き嫌いはしないうちの猫ですが、少し食べたきりであとは全然食べてくれず、残りが無駄になってしまいました。
また、食べたあとにお腹の調子が悪くなったようで便がゆるくなっていました。何が原因だったのかは分かりませんが、思い当たるのはフードしかないので、それ以降は同じ商品は与えていません。
けっこう知られたメーカーだったので、大丈夫だろうと信用していたのですが、とにかくうちの子の体質には合わなかったようです。

飼い猫情報:スコティッシュフォールド・2歳 使用キャットフード:ピュリナ フリスキー ドライ 使用期間: 1週間

フリスキードライキャットフード利用者の良い口コミ

以前利用していた食事よりも積極的に摂取してくれる様子

男性1

評価:80点

お肉とお魚が配合されているドライフードで美味しく食べてくれている印象です。
むせ返る事も殆どありませんし、以前利用していた食事よりも積極的に摂取してくれる様子でした。
小分けタイプではないのでこちらで量を配分する必要はありますが、複数のネコを飼っている場合や他の食事と組み合わせる際には良いかなといった感じです。
たんぱく質やビタミン類が豊富に入っているので、健康を意識した生活にも最適かなと思っています。

飼い猫情報:アメリカンショートヘア・2才 使用キャットフード:フリスキー ドライ バランス かつお・チキン・野菜入り 使用期間:  2カ月

めっちゃめちゃ安いのに、ウチの子、飛び付きます。

女性(年配)

めっちゃめちゃ安いのに、ウチの子、飛び付きます。
安いから、ウチの子食べるかな?と心配してたのですが。(笑)
どのネコも飛び付くという流行りのジェル状おやつでさえ、食べないのですが。
リピートです!!

引用:Amazon

フリスキードライキャットフードは果たしておすすめ?総合評価は?

総合評価  E

フリスキーの原材料は、健康を意識している猫と飼い主さんには、決してオススメしません。

それは、穀物によるアレルギー発症の恐れ、ヒューマングレード(#2)ではない品質、着色料や調味料の添加などが原因です。

私はフリスキードライの同シリーズのウェットフードを与えたことがありますが、食いつきは良いものの、食後の口臭が強く、その匂いは大好きな飼い猫が近くに来られることが不快な程でした。

フリスキーを取り扱っているピュリナでは、プロプランやピュリナワンなど、フリスキーより良質なキャットフードがあるので、ピュリナの製品を気に入っている方はそちらを選ぶと良いでしょう。

またピュリナは、大手企業のネスレが扱っているので、フリスキーのように低価格でも良質なキャットフードを提供して欲しいというお願いも込めて、総合評価をEと致しました。

(#2)ヒューマングレード

ヒューマングレードとは、人間用の食品の安全基準をクリアした食材または一部食材を使用したフードのことです。

但し、法律で規制された表現ではないので、極端に安価なキャットフードでありながらヒューマングレードと表示されている場合は、疑うことも大切です。

 

*筆者 btbj.fa 略歴*

動物好きが昂じてペット業に就職。
たくさんの飼い主さんのお悩みを伺う内、その多くがペットフードにあることを知り、健康寿命を延ばすことを念頭に、ネコちゃん・ワンちゃんおひとり毎に合ったペットフードを多くの飼い主さんに検討していただくため活動中です。