いなばキャットフード金のだしの特徴

いなばキャットフード 金のだし(以下、『金のだし』と表記)は、ウェットタイプのキャットフードをメインに取り扱っており、一般的なゼリータイプやとろみタイプだけでなく、ちゅ~るタイプのペーストもあり、種類が豊富な点が特徴的です。

また、ドライフードが1kgあたり980円、ウェットフードが1袋(60g)あたり103円と、低価格で入手しやすい点も、人気のポイントです。

いなばキャットフード金のだしの成分分析

まずは以下の原材料と成分表をご覧下さい。

・原材料
穀類(とうもろこし、小麦粉、コーングルテンミール、ふすま等)、肉類(チキン、ポーク等)、油脂類(牛脂、鶏脂)、豆類(脱脂大豆)、酵母エキス、セルロースパウダー、魚介類(まぐろパウダー等)、野菜類、ミネラル類(Na、Cl、Ca、P、K、Fe、Zn、Cu、Mn、Co、I)、ビタミン類(A、D3、E、K3、B1、B2、ナイアシン、パントテン酸、B6、ビオチン、葉酸、B12、コリン、C)、アミノ酸類(メチオニン、タウリン)、緑茶エキス、酸化防止剤(ハーブ抽出物、ミックストコフェロール)

 

・成分値
粗たん白質28.0%以上、粗脂肪8.5%以上、粗繊維4.5%以下、粗灰分9.0%以下、水分10.0%以下、エネルギー340kcal/100g

以上は、金のだし『ドライ まぐろだし味』を参考にしています。

金のだしの原材料を見ると、表示方法や原材料が優れているとは言えません。

では一体、ドコに問題点があるのか、特に気に掛かった4つをご紹介いたします。

穀類はアレルギーを起こす可能性が高い!

金のだしでは、第一原材料に穀類を使用しています。

猫は肉食動物なので肉を主食にしている動物です。

それにも関わらず、金のだしでは穀類を主原料にしています。

このように、穀類を主原料としたキャットフードを食べ続けると、猫はアレルギーを起こす可能性があるので危険です。

肉類は劣悪な肉を使用しているケースが多い

キャットフードは法律上『雑貨』として扱われているため、人間の食品ほど衛生面や品質において徹底されていません。

そのため、人間の食品と同じレベルの安全性を確保している場合、『ヒューマングレード』というワードを使います。

油脂類はレンダリングにて精製されている

油脂類はレンダリングという高熱処理によって精製されており、その際、4Dミート(#1)と呼ばれる劣悪な肉を使用しているケースもあるので、極端に安いキャットフードには注意が必要です。

(#1)4Dミート
4Dミートとは、「Dead(死亡した)」「Dying(死にかけている)」「Diseased(病気)」「Disabled(怪我)」の4つの頭文字を取ったアメリカの造語です。
アメリカでは品質が悪い肉を揶揄するときに使うのがいTパン的です。

野菜類という曖昧な表記には注意!

キャットフードの原材料に、野菜類などと表記をし、具体的な原材料名を記載していないケースがあります。

日本で販売するペットフードは、原則として消費者に分かりやすく商品を伝えることが義務付けられているので、決して悪いことではありませんが、親切とは言い難いです。

また、この4つの他にも、栄養素の添加量が多い点や、安全面において賛否が分かれるセルロースパウダーを使用している点も気に掛かるところですが、強く咎めるほどのことではないという意見も多いので、今回は軽いご紹介だけと致します。

いなばキャットフード金のだしの良い点悪い点

以下では、金のだしの良い点と悪い点をご紹介します。

・良い点  お求め安い価格設定

ドライフードが1袋(1kg)あたり980円という価格は、かなり安いです。
カルカンや銀のスプーンと比較すると少し高価ですが、最近のキャットフードにおいてはお求め安い価格となっています。

 

・悪い点  プレミアムキャットフードではない

ペット保険会社の調査によると、1990年代の猫の平均寿命は7歳前後でしたが、現在の平均寿命は14歳前後といわれています。
そして、高い平均寿命の水準を維持している一因に、プレミアムキャットフード(#2)と呼ばれる良質なキャットフードの存在があります。
しかし、金のだしでは、穀物を主原料として使ったり、レンダリングによって作られた原材料を使用したりしているので、プレミアムキャットフードとは言いがたいです。

(#2)プレミアムキャットフード
プレミアムキャットフードとは、良質な食材を使用した高価なフードのことです。グレインフリーや無添加のキャットフードなどがこれに該当します。

いなばキャットフード金のだしを食べない子がいるのはどうして?

金のだしを人間の食品に例えると、ジャンクフードに近いものがあります。

久しぶりに食べると、とても刺激的で美味しいのですが、毎日食べるとなると体が重くなったり、やる気が出なかったりと、不調が現れてしまう方も多いでしょう。

それは、猫においても同じで、最初は喜んで食べてくれていても、次第に食べなくなってしまう子もいるのです。

食べなくなったときは無理に与え続けず、他のキャットフードに切り替えてもいいでしょう。

いなばキャットフード金のだし利用者の口コミ

いなばキャットフード金のだし利用者の悪い口コミ

うちの子には不向きのようです。

男性4(イマイチ)

嗜好が厳しいので、粗めの粒子が気に入らないのか、食いつきも今一でした。
うちの子には不向きのようです。

引用:Amazon

 

いなばキャットフード金のだし利用者の良い口コミ

一度でまぐろ、かつお、しらすの3つの味が楽しめると思って購入してみました。

 

男性1

評価:75点

いなば 金のだしパウチ まぐろ・かつお しらす入り ( 60g )を利用してみました。
一度でまぐろ、かつお、しらすの3つの味が楽しめると思って購入してみました。
1パック60円ほどのお値段で、手頃で手に取りやすく、金のだしというネーミングの通りだしにこだわりがあるようです。
主にまぐろとかつおのほぐし身が入っていてちらほらしらすが入っていました。
猫の食いつきはまあまあ良い方で、一回の食事で半量を食べてしまうほどでした。
猫それぞれの好き嫌いがあると思いますが、うちの猫ちゃんはかつおがあまり得意ではないようで、かつおの部分だけ器用に残していました。
次はかつおが入っていないものを購入してみようと思います。

飼い猫情報:雑種生後4カ月 使用キャットフード:いなば 金のだしパウチ まぐろ・かつお しらす入り ( 60g ) 使用期間:半月

 

いなば製品は今のところ外れなしです!

女性(年配)

知り合いが良いと言っていたので、試しに買ってみました。 何でも食べる子ですが特にこれはお気に入りらしく、用意してると明らかにソワソワしています。 食べ終わったあとにカップを差し出すといつまでも舐め、それも終わったら満足顔で毛繕い。 味もたくさんあるし当分飽きなさそう。 いなば製品は今のところ外れなしです!

引用:Amazon

いなばキャットフード金のだしは果たしておすすめ?総合評価は?

総合評価  D

金のだしは、無着色でいて、天然の保存料(ハーブ抽出物、ミックストコフェロール)を使用しているので、良い点もあります。

しかし、小麦を主原料にしていたり、原材料の安全性に特別なこだわりを持っていなかったりするのは、マイナス点です。

また、今回はドライフードの情報を基に総合評価をしていますが、ウェットタイプの中には中国で製造している製品もあり、安全とは言い切れないフードもあります。

金のだしは、「ライトツナはいなば」のフレーズでお馴染みのいなば製品なので、変な食べ物が混ざっていることは無いと信じていますが、誰もが知ってるメーカーだからこそ、より安全性の高いキャットフードを作ってくれれば嬉しいですね。

*筆者 btbj.fa 略歴*

動物好きが昂じ、2014年よりペット業に就職し、たくさんの飼い主さんのお悩みを伺う内、その多くがペットフードにあることを知り、健康寿命を延ばすことを念頭に、ネコちゃん・ワンちゃんおひとり毎に合ったペットフードを多くの飼い主さんに検討していただくため活動中です。