サイエンスダイエットキャットフードの特徴

100年を越える長い歴史と、世界95ヶ国で愛されているサイエンスダイエット キャットフード(以下、『サイエンスダイエット』と表記)は、アメリカに本社を構える『Hill’s Pet Nutrition, Inc.』が、150人を超える獣医師と栄養学者の見解に基づいて開発した栄養バランスを重視したキャットフードです。

また、サイエンスダイエットでは、猫の年齢・体型・体質・ライフスタイルなどの観点から、13種類のキャットフードが開発されているので、その子に合ったフード選びができることでしょう。

サイエンスダイエットキャットフードの成分分析

まずは以下の原材料と成分値をご覧下さい。

・原材料
トリ肉(チキン、ターキー)、トウモロコシ、米、コーングルテンセルロース、チキンエキス、動物性油脂、植物性油脂、小麦、ミネラル類(カルシウム、ナトリウム、カリウム、クロライド、銅、鉄、マンガン、セレン、亜鉛、イオウ、ヨウ素)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、ベータカロテン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン、コリン)、アミノ酸類(タウリン、メチオニン)、カルニチン、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物)

 

・成分
タンパク質 29.0%以下、脂質 6.0%以上10.0%以下、粗繊維 8.5%以下、灰分 7.0%以下、水分 10.0%以下、カルシウム 0.60%以上、リン 0.40%以上、マグネシウム0.095%以下、タウリン 0.10%以上、カルニチン 300mg/kg以上、ビタミンE 750IU/kg以上、ビタミンC 90mg/kg以上

以上は、サイエンスダイエットの『室内猫の体型・毛玉ケア(インドアキャット)アダルト チキン 成猫用』を参考にしています。

サイエンスダイエットは、室内で生活をしている運動量が少ない猫のため、食物繊維を増やし、少ない食事量でも空腹になりにくいキャットフード作りをしました。

また、食物繊維は空腹対策だけでなく、グルーミングにより誤飲した毛玉を排便と一緒に体外へ促す作用もあるので、猫草を食べる機会が少ない室内猫には嬉しい配慮です。

しかし、食物繊維の摂取源がアレルギーを起こしやすいトウモロコシであり、それが第2原材料として使用しているのはマイナス点です。

また、他にも気に掛かる点があるのでご紹介します。

アレルギーを起こしやすい穀類の含有量が多い

前述にて、トウモロコシについて簡単にご紹介しましたが、サイエンスダイエットでは他にも、コーングルテン・小麦など、アレルギーを起こす原因となるグルテンが含まれている穀物が使用されています。

少量を摂取する分には、殆どの猫が問題ないといわれていますが、繰り返し食べることで、体に蓄積された結果、アレルギーを起こすケースもあるので、注意しておきましょう。

セルロース

セルロースは炭水化物であり、木や草など多くの植物に含まれています。

しかし、キャットフードに使用する場合は、化学処理したものを使っているケースが多くEUでは人間の食品への添加を禁止しているほど、危険視されている食品添加物です。

ちなみに、キャットフードの価格が高くなるほど、セルロースを使っている製品は減る傾向にあります。

栄養素の添加量が多い

サイエンスダイエットは総合栄養食のため、猫の体質に適した栄養バランスである必要があるので、サプリメントなどによって栄養素を添加していおり、他のキャットフードにおいても栄養素を添加していることは非常に多いです。

人間の場合も足りない栄養素をサプリメントで補うことがあるので、決して悪いことではないのですが、天然の食材から栄養補給ができた方が体に優しいキャットフードといえるでしょう。

サイエンスダイエットキャットフードの良い点悪い点

以下では、サイエンスダイエットの良い点・悪い点をご紹介します。

・良い点  ウィークポイントのケアをしてくれるのに低価格
サイエンスダイエットは、猫が抱える悩みを対策してくれるのにも関わらず、1.8kgあたり1,820円(Amazon参考)というリーズナブルな価格帯なので、愛用している飼い主さんも多いです。

 

・悪い点  原材料のチョイス
前項でご紹介したリーズナブルな価格なので、原材料にトウモロコシや小麦といった原価が抑えられる食材を使用しています。
また、栄養素をサプリメントから得ることでも、野菜や果物から栄養を確保するよりキャットフードの価格を抑える秘訣になっています。

サイエンスダイエットキャットフードを食べない子がいるのはどうして?

以前、筆者の飼い猫にサイエンスダイエットを与えたことがありますが、食べてくれませんでした。

飼い猫には、普段からグレインフリー(穀物不使用のこと)のキャットフードをあげていたので、香料などの成分による人工的な匂いや、穀物の風味が気に入らなかったのかもしれません。

このときは、モンプチのウェットフードと混ぜて与えたら完食してくれました。

しかし、ただ食べさせることだけを目的とするなら、この方法は非常に簡単で効率が良いのですが、猫の健康を考えてキャットフードを与えるなら、フードの匂いを嗅いだときに、魚や肉など、食材のいい匂いがするものを選んであげましょう。

サイエンスダイエットキャットフード利用者の口コミ

サイエンスダイエットキャットフード利用者の悪い口コミ

粒が大きいのでとても食べづらそう。

女性3(イマイチ)

口が小さいうちのにゃんこには、粒が大きいのでとても食べづらそう。
細かく砕いてあげましたが、食いつきが悪くなり、小袋1つ残して食べなくなってしまいました。
またキャットフード探さなきゃ><

引用:Amazon

サイエンスダイエットキャットフード利用者の良い口コミ

毛玉を履く回数が減ってきました。肥満気味だった体重も少しずつ減っていきスマートな体型になってきました。

 

男性1

評価:90点

猫が肥満気味になったのと毛玉をよく吐いているので、サイエンスダイエットの肥満傾向の成猫用を食べさせるようにしました。このキャットフードにしてから、毛玉を履く回数が減ってきました。肥満気味だった体重も少しずつ減っていきスマートな体型になってきました。「ダイエット用のキャットフードはあまり食べてくれない。」と知り合いから聞いて食べてくれるか心配でしたが、飽きずによく食べてくれるので良かったと思っています。

飼い猫情報:雑種4歳 使用キャットフード:ヘアボールコントロールライト肥満傾向の成猫用 使用期間:1年

獣医さんが勧めるだけあって安心感も有ります。

 

男性2(若者)

評価:80点

獣医さんに勧められたのがきっかけで食べさせています。
猫ちゃん特有のストルバイト結石対策もバッチリだし、獣医さんが勧めるだけあって安心感も有ります。
食いつきもいいです。猫に合わせてヘアボールコントロール等選べるところもいいと思います。
ただこのキャットフードだけだと消化がよすぎるのか、すぐお腹が空いてしまうみたいなので家はこれとストルバイト結石対策のフードを2〜3種類混ぜて与えています。おすすめです。

飼い猫情報:雑種6歳 使用キャットフード:ヒルズサイエンスダイエット 使用期間:6年

血糖値も通常になりました。

 

女性1

評価:90点

室内飼いをしており、1歳くらいの時に避妊手術をしました。
そのためか6kgくらいになり、まあプクプクの猫も可愛いか、とあまり気にしていなかったのですが、トシを取りなんかグッタリしていることが多くなったので獣医さんに連れて行ったところ糖尿病と診断されました。
そのため、インスリンの接種とともにダイエットを目的にこの餌に変更しました。
それ程味が悪くないのか食べっぷりは問題無いです。
おかげで今は5kgになり血糖値も通常になりました。
ただ価格がちょっと高いのが難点です。

飼い猫情報:三毛猫15歳 使用キャットフード:サイエンスダイエットシニアライト 使用期間:4年

チキンの香りがしっかりと感じ取れるので、積極的に食べてくれる商品の1つでした。

 

女性2

評価:90点

食べやすい形状になっていて健康に配慮したキャットフードになっていました。
必須アミノ酸やたんぱく質も豊富に含まれていたので、丈夫な骨や歯にしていくためのサポートが出来ていましたし、多少ではありましたが猫の毛並みが改善されたのが良かった点でした。
保存料や着色料も使用されていないので品質の高さにも満足しています。
チキンの香りがしっかりと感じ取れるので、積極的に食べてくれる商品の1つでした。
小分けされているので新鮮な食事を与えられるのがメリットでもありました。

飼い猫情報:アメリカンショートヘア3歳 使用キャットフード:サイエンスダイエットアダルトチキン成猫用 使用期間:1年半

 

餌の酸化をあまり心配しなくても良い点が気に入っています。

 

男性(年配)

評価:95点

こちらの商品は、避妊や去勢後から6歳までの成猫用です。
チキン風味が手に入りやすかったので利用しています。
うちのキジ猫はオスなので、獣医さんが尿路のケアに気を付けてあげてくださいとのお話もあり、この銘柄だと、下部尿路ケアという作用も含まれているので安心できると思いました。
1.8kgの袋ですが、600gづつの小包装になっているので、ほぼ一月ごとに新しい袋を開けるため、餌の酸化をあまり心配しなくても良い点が気に入っています。

飼い猫情報:きじ猫1歳8ヶ月 使用キャットフード:サイエンスダイエット避妊去勢猫用 使用期間:1年

 

サイエンスダイエットキャットフードは果たしておすすめ?総合評価は?

総合評価  D

サイエンスダイエットは、リーズナブルな価格設定にも関わらず、人工の着色料やミートミールなどの危険な食材を使っていません。

また、ミックストコフェロールやローズマリー抽出物といった天然の保存料を使用している点も評価すべきでしょう。

しかし、アレルギーを起こしやすい穀物を使用していたり、原材料となってる食材の質について言及を避けたりしている点はマイナスです。

大切な家族である猫が食べるものとして、安全面における情報があまりにも少ないので、今回は総合評価をDといたしました。

外部リンク:アマゾン販売ページ

*筆者 btbj.fa 略歴*

動物好きが昂じ、2014年よりペット業に就職し、たくさんの飼い主さんのお悩みを伺う内、その多くがペットフードにあることを知り、健康寿命を延ばすことを念頭に、ネコちゃん・ワンちゃんおひとり毎に合ったペットフードを多くの飼い主さんに検討していただくため活動中です。